内藤家日常

2007年4月10日 (火)

屍の呟き

 結社のサクリが満ちて、新しいジョブが三つの中から選べる~♪

 迷いますねー。

 ふりっかー

 へりおん

 まだん

 どれにしようかな♪

 ヘリオン、いっとく?

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2007年4月 6日 (金)

蜘蛛戦

 屍が怪我したのはショックでしたね。

 衛理が無事。(守れなかった。。 きっと自責の念にかられてることでしょう。

 

 

 

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2006年11月16日 (木)

家長(颶風)  言葉通じぬ鳥・・・

 屍は小さな掌の上に鳥を乗せていた。 木の上の巣から落ちた雛鳥だ。

「飼っていいでしょ?」

 衛理におねだりする。兄さえ陥落すれば、両親はなんとでも言いくるめられることを彼女はもう知っていた。

 衛理はため息をつく。

「お嬢様、親鳥が鳴いています、聞こえるでしょう?」

 雛の鳴き声によく似た声が頭上から響き渡っている。姿は見えないけれど。

「聞こえるわ。でも、その、このままにしておいたら、猫に食べられちゃう」

「お嬢様。鳥には私たちの言葉が通じません。雛は親の愛欲しさに泣くでしょう。私たちがどんなに愛しても、雛にはそれは無為です。伝わらないのですよ。ならば、親鳥の声を聞きながら、孤独ではない死の方がいいと、思います」

 そばにいた、内藤颶風(屍の父)は哀しくなった。

 伝わらないのか。どんなに愛しても。

 そのうち屍がとある特殊な学園に入りたいとダダをこね出した。

 颶風は娘にも、衛理にも特殊な力があることを知っていた。

(「同じ鳥を見つけておいで」)

「衛理、学園にお前も入って、屍を見張ってくれ」

 颶風の心は伝わらないが、かまわない。自分は娘とも養子とも違う、何かだから。それをもう知っている。

 伝わらないからと、愛するのをやめる気はない。

 彼は誰がなんといおうと、颶風の息子で、娘の兄なのだから。

 

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2006年11月10日 (金)

屍が生まれた日 (3)

 七歳は道理がわかってくる年齢で、衛理は背中に負った深い傷の手当てを受けたあと、感謝して感激する母親に、「お嬢様がご無事でよかった」 と、言ったのだった。

 母親は凍りついた。お母さんと懐いていてくれた子が、「奥様」と自分を呼ぶのだ。父親を旦那様と。

 誰が教えたのか、そうするように言ったのか知った母親は激怒した。

 内藤夫妻は以来、妻の実家には行っていない。彼らが言ったことがわかったので、絶縁した。

 祖父母は結局、血筋を愛するあまり、実の娘と孫娘を永遠に失ったようなものだった。

 本当の娘ができたから、もうお前はいらないなどというわけがない。五年の間、親子で居たというのに。

 説得は効を奏さなかった。衛理は内藤の名は名乗ってくれたけれど、五年、愛し育んでくれたことの感謝と恩返しに、内藤の使用人になることを望んだのだ・・・

 そして、屍が八歳。 衛理十六歳。

 命がけで守った『妹』。それを心の中に誇りにしながら、衛理は屍の絶対の守護者としてそこに居た。

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2006年11月 4日 (土)

屍が生まれた日 (2)

「僕もお母さんと一緒に行く」

 衛理がついていくと言い張って聞かない。夫妻は彼に「実は血が繋がっていないのだ」と教えていない。本当の息子として育てるつもりだ。

 たとえ、今おなかにいる子が無事に育ったとしても。

 

 衛理はその屋敷について、冷たい義理の祖父母の対応に戸惑う余裕はすぐになくなった。

 気味の悪い影が母にくっついて回っているのだ。

 衛理は七歳。だが、すでに十分に戦える者だった。相手は赤ん坊しか食うことのできない雑魚だった。

 屍が生まれると、それは牙をむき出した。初めての戦い。衛理は苦戦した。それは獣の爪で衛理の背中を引き裂いた。

 異変を感じた母親と祖父母が駆けつけたとき、まだ首の座らない妹を庇うように倒れ伏した衛理の姿を発見するのだ。

 

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2006年11月 1日 (水)

屍が生まれた日 (1)

 内藤家の若夫婦は子供に恵まれなかった。生まれないのではなく、さらに残酷なことに、生まれてすぐに死んでしまうのだ。霊力の高い子供が生まれるため、ゴーストに狙われて、食われてしまったのだが、夫妻にはそれを見分ける力はなかった。この夫婦の子はゴーストにねらわれていたのだ。

 三人目の子が生まれて三日で逝くと、夫妻は子供を作るのを諦めて、養子をもらうことにした。

 それが衛理。二歳だったが、すぐに内藤夫婦を親だと思い始め、なついた。

 衛理もまた霊力の高い子供であったから、内藤の三人の赤ん坊と同じ運命をたどってもおかしくないはずだった。が、妻は実家に戻って子供をいつも生んでいた。ゴーストは実家に憑いた自縛霊だった。

 養子の衛理は妻の両親から認められず、また衛理はさすがに赤子と違いおかしな空気を嫌がる意思表示をはっきりと見せたので、夫妻はその屋敷に帰らなかったのだが。

 衛理が七歳になったとき、夫妻は四たび目の懐妊をしたのだった。

 夫妻はこれを機に妻の両親と和解しようと、子供にとって最悪の死のあぎとの待つ屋敷へと、足を運んだのだった。

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2006年10月24日 (火)

屍のアイコン

 商品名:顔アイコン 作成日:2006-10-03  安里絵師さま

発注文章  椅子に座ってうとうとしている姿で、斜め前から。やや前に傾きがちで、横髪が少し顔にかかっている。大好きな人の夢を見ていて、幸せそうな顔でほんのり微笑んでいるような雰囲気でお願いします。

☆ ★

 っていう感じでした。

  友人はイグニッショッンカードの発注で、靴下の長さとかまで書いていたようです。うーん、おいら不親切? イメージというか雰囲気重視なのです・・・♪ でも文章書きとしては、あれやらこれやら、考える必要あるなぁ・・・♪

 

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2006年10月22日 (日)

屍のバストアップ

商品名:バストアップ  作成日:2006-09-02  ZONN絵師さま

バストアップ ゲーム名 シルバーレイン
完成予定日 2006年9月8日 サイズ 横270×縦360ピクセル

発注文章 屍人形のような少女。見かけだけは生気の乏しい日本系美少女(足元までのびた長髪、ストレート。光の加減でやや灰色っぽく見える。内面は一途で情熱的・表面に出すとやや偏執的な感じ。目は黒目が大きくて、うつろっぽい。顔を見て目に付くのは、唇の赤さと目の黒さ。
 小道具としては骨(小さなかけら)をつなげたみたいな首飾り。リボンやフリルがついている制服はほとんど喪服のように見える。
右目元に小さな黒子(一つ)。
 イメージは冬目景の「羊の詩」の千砂を細くより繊細にしたような感じ+お人形風、でお願いします。表情は、ちょっと遠くにいる大好きな人を見つめている、ようなシチュエーションがいいです。

 人様のブログを見て~♪ 真似っこに発注した時のをアップしてみました♪

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2006年10月20日 (金)

屍の初恋

 闇の中にぼうっと浮かび上がっているのは、白い・・・火?

 屍はお稽古の帰りにとある商店街で、義兄衛理と待ち合わせをしていた。

 屋敷に帰るときに、危ない暗い道があるので、部活から帰ってくる衛理を待つのが、いつものことだった。お稽古はあまり好きじゃないが、わずかな時間でも兄と一緒にいられるのは嬉しい。なので、嫌々ながらも通っているお花だった。

 暗い公園の中をゆくのは。

「あ、銀色の髪なんだ・・・」

 八歳だった屍にはその人はとても大人に見えた。が、制服を着ていることに、彼女は目ざとく気がついた。

 あの制服、どこのだろ? 近くの学校かな? お兄ちゃんに聞けば、わかるよね?

 それっきり会ってないが、不機嫌そうな、どこか挑むような思いつめた顔で歩く彼が、忘れられない。

 つまり、それは。

 一目惚れ(あうあうっ)

 惚れっぽいところのある娘ではあった。

 ちなみに初恋は衛理だった。これは両親をとても喜ばせたのだが、小学校に上がると結局血が繋がらなくても「お兄ちゃんはお兄ちゃん」というのに落ち着いてしまった。

「屍お嬢様、その制服は銀誓館学園のもののようです」

「じゃ、屍もそこ行く~♪」

「は?」

 衛理が聞き返したのも無理はない。屍が通っているのは「一流私立学園」で、そこに入っていれば、とりあえず、大学・短大まで面倒見てくれるのである。そこをやめて。

「・・・転校なんて、旦那様が許すわけありませんでしょうっ」 

「そんなの、頼んで見なきゃわかんないっ♪」

 そして彼女のわがままは、、通ってしまう。

 で、本日。

「みぃつけた♪  檜月・凍史郎さん、中3のE組♪」

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2006年9月17日 (日)

内藤衛理の呟き

「お嬢様、いけませんっ」

 日々、この怒声の繰り返し。この日常。

 小学校に上がられてから、本当に言うことを聞かなくなった、「内藤屍」お嬢様。

 とある人物に一目ぼれして、学校を変えると言い出して、旦那様たちと大いにモメた挙句。

「衛理・・・、屍を見張ってくれ」

 私までが、その学院に放り込まれることになった。お二人はお嬢様を止められなかったらしい・・・。

 年が近ければ、同じ学園にて見張るのもありかと思うが、私はもう16歳で高校生。お嬢様は小学生で、8歳ときては、見張るも何も・・・。校舎が違うので難しい。

 気休め、なのだろう。

 やれやれである。

 

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